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朧月夜に

不知足斎

   

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仕事も山のにぎわい

今度の日曜にあるシンポジウムで発表される中国の先生の翻訳を何とか終えた。

今度はその内容に対するコメントと,また別の発表のコメントも考えないといけない。

でも,シンポがよりよい議論となるように,なんとかうまく繋げたいな。

また中国で発行される本に載せていただく論文(中文)の最終チェック,

執筆済み論文4本(うち二つは宋代の海上貿易関係,一つは均田制,

一つは五代の「辺境」問題)を抱え,中国での発表2本などまだいっぱいっぱい仕事がある。

でも,どうだろう,仕事をいただくということは,それだけ必要とされていることかも。

確かに,こまごまな仕事もあって煩瑣だけど,結果的にそれをこなしていくことで

自分もレベルアップしていくことができる。またアップしなくても,

それは自分にその能力がなかっただけ。
だからいっぱい頑張ろうと思う。

そして自分が周りから成長させていただいていると,

強く感じるのです。その恩返しにも,今日も頑張ろうと思うのです。
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今日の新発見

乳ボーロを食べて,

ビールを一気飲みすると,

後味が,

昆布になる!

マジで!!!!!

最近読んだ本

倉沢進・李国慶著
『北京―皇都の歴史と空間』
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中公新書,2007年8月,882円。

北京に関する概説的書物。

著者が社会学を専攻としているので,

内容も近現代に多くのページを割いている。

しかし,故宮や内外城などの空間構成について,

手っ取り早く知りたければいいかと。


張競
『中華料理の文化史』
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ちくま新書,1997年,720+税。

著者は『文化のオフサイド/ノーサイド』の著者でも知られる。

おもに文化史を中心に執筆。

中国料理史の手ごろな概説書を探していたら,

これが一番ましかなと。他にもたくさんあるが,

自分が歴史畑の人間であるためか,

料理成立の歴史について触れるものがほとんどなかった。

その点をクリアできているので,いい本だと思います。


家島彦一訳
『中国とインドの諸情報1』
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東洋文庫,2007年9月,2700円+税

インド洋史研究で著名な家島氏の翻訳シリーズ。

イブンバトゥータの『大旅行記』もほしいところだが,

なんせ東洋文庫は一冊が高い!

そんな中,この翻訳がしかも家島氏から出たことは

うれしい。その昔は関大の東洋学術研究所刊の訳本があったが,

氏の研究とも相まって何とも面白い。中国史畑の人間はアラビア語ができない

場合が多いので,何とも助かります。

ドライカレー

美味しくできました。

ひよこ豆とじゃがいもがほくほくです。

余りは翌日にピタパンに挟んでカレーパン風に。

こちらもまたグッド。



北京での学会


9月の末に,北京で行われたワークショップに参加しました。

それは唐宋時代の文書行政と情報伝達に特化したもので,
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日本からは五人が参加。そのうちの一人に加えてもらい

光栄でした。

会議は朝8時半から夕方6時までと,ハードスケジュールだったけど

なかなか議論も白熱したのではないかと思います。

ただ,自分の中国語聞き取り能力の問題もあって,悪戦苦闘。

やはり恒常的に勉強する必要性を感じました。

翌日には北京近郊の金の皇帝陵へ。

8af4388cjpegワンヤンアクダをはじめとする皇帝が房山のふもとに埋葬され,

それらを普段は見れない部分も含めて見させてもらいました。79b9ada6jpeg

あとは,明代の石橋や水門跡の博物館などを散策。

3泊4日の短期滞在だったけど,それなりに面白い旅行でした。

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